中古マンションを購入してリノベーションをおこなうケースが増えています。
しかし、中古マンションの購入やリノベーションは必ず成功するわけではありません。
購入やリノベーションに失敗して、後悔している方も実際にいます。
この記事では、具体的に中古マンションの購入やリノベーションでどのような失敗をするのか、失敗を防ぐ方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
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中古マンション購入の失敗事例
まずは、中古マンション購入の失敗事例を見ていきます。
購入する中古マンション選びに失敗すると、どんなにリノベーションをしても理想の住まいにならない可能性が高いです。
中古マンション購入のよくある失敗事例を4つご紹介するので確認しておきましょう。
- 隣人の生活音がうるさい
- 入居後、配管から水漏れが
- 修繕積立金が高かった
- 新耐震基準を満たしていなかった
隣人の生活音がうるさい
マンションは上下左右を別の世帯と接しているため、生活音が気になることもあります。
生活音に関しては、実際に暮らしてみないとわからない部分も多く、「小さな子どものいる世帯ではないのを確認したのに、毎日音楽や話し声ががうるさい」など、想定外の事態に悩まされることもあるでしょう。
その他にも、楽器の音、走り回る音などに悩まされることもあります。
入居後、配管から水漏れが
マンションの配管が古く、水漏れするケースもあります。
こちらも生活音と同様、入居してみないとわからないため、入居後によくあるトラブルの一つです。
鋼管の寿命は30年程度とされているため、築30年を超える中古マンションであれば、リノベーションの際に取り替えることも検討してみましょう。
また、築浅の物件でも管理状態によっては配管が腐食している可能性があります。
購入時には、配管の種類と管理状況を確認しておきましょう。
修繕積立金が高かった
どのマンションでも毎月修繕積立金を請求されますが、なかには予想以上に高額の積立金を設定している物件もあります。
また、段階的に修繕積立金が高くなるマンションもあり、入居時はそこまで高くなくても徐々に高額になり、生活を圧迫する可能性もあるでしょう。
その他にも、大規模修繕が近づき、不足する金額をまとめて修繕費を請求される可能性もあります。
新耐震基準を満たしていなかった
現行の耐震基準が適用されているのは、1981年6月1日以降に建築確認申請が受理された建物です。
それ以前に建築確認がおこなわれたマンションでは、新耐震基準を満たしていない可能性があります。
特に地盤がゆるい地域や地震が起こりやすい地域でマンションを購入するときには、安心して生活するためにも新耐震基準を満たしているかどうかも確認するようにしましょう。
中古マンションのリノベーションの失敗事例
中古マンションのリノベーションの際に失敗をしてしまう可能性もあります。
よくある3つの失敗事例を見ていきましょう。
- 間取りを変更してはダメな物件だった
- 電気のスイッチやインターホンなどが内装と合わない
- 家具の置き場がない
間取りを変更してはダメな物件だった
マンションによっては、壁を壊すなどの間取り変更ができない物件もあります。
すべての壁を取り払ってスケルトン状態にしてからリノベーションをする場合には、間取り変更不可の物件は向きません。
事前に間取り変更が可能なのか、すべての内壁を壊すことはできるのか、確認しておきましょう。
電気のスイッチやインターホンなどが内装と合わない
電気のスイッチやインターホンなどの小設備が、リノベーション後の内装と合わない可能性があります。
スイッチにはカバーをつける、インターホンは気に入ったデザインのものを購入して取り替えるなどの対策ができますが、マンションによっては勝手に交換できないこともあるため注意しましょう。
事前に交換できるものと、できないものを確認しておくと、リノベーション後の内装のイメージとのずれを減らすことができます。
家具の置き場がない
例えば内壁を取り払ってリビングを広くする場合、壁が減ったことで十分に家具を置けなくなる可能性があります。
また、空間を広くすることばかりに注目して、収納スペースが減り新たに家具を置かなくてはならなくなり、部屋が狭く見えてしまうこともあるでしょう。
その他にも、冷蔵庫やタンスなどの扉があるものは、配置によっては不便になり、予定した場所に置けない可能性もあります。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、中古マンション探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
「なかなか物件が見つからない」「物件探しに疲れた」という方はぜひお気軽にご利用ください。
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中古マンションのリノベーション前にしておくべきこと
後悔のないリノベーションを実現するためにも、次の4つに注意しておきましょう。
- 施工の流れを知っておく
- 担当者との打ち合わせを記録しておく
- リノベーション前の写真を撮っておく
- 徹底的に情報収集をする
施工の流れを知っておく
リノベーションを依頼する業者に、施工の流れを確認しておきましょう。
施工の流れを把握しておくと、依頼内容と異なる工事がおこなわれた際に早めに気付くことができます。
また、常に施工がどこまで進んでいるか確認しておけば、状況を見て途中でプランの変更もできます。
施工状況をこまめに確認しておけば、より完成までのイメージが膨らみ、安心して任せられるようになるでしょう。
担当者との打ち合わせを記録しておく
リノベーション業者の担当者との打ち合わせを記録しておくことも大切です。
話し合いを議事録として保管しておけば、言った言わないなどの不毛なトラブルを回避できるでしょう。
リノベーション前の写真を撮っておく
リノベーション前の写真を撮影しておくことも重要です。
リノベーションによって何が変わったのか、どこが変わっていないのかを記録でき、あとで見返すこともできます。
徹底的に情報収集をする
理想の住まいを完成させるためにも、徹底的に情報を収集しましょう。
追加で工事を依頼するときは費用が割高になることもあります。
まとめて工事をしてもらうためにも、十分に情報を収集し、考え抜いたプランで依頼しましょう。
まとめ
中古マンションをリノベーションする際には、物件探しから注意が必要です。
間取り変更が可能なのか、修繕積立金はどの程度なのかなど、購入前に調べられる部分もあるため、ぜひチェックして満足できるリノベーションを完成させましょう。
ちゅうこマ!ではリノベーション向きの物件も多数取り扱っています。
ぜひご覧になり、理想の住まいを見つけてください。
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