中古マンションを売却時にハウスクリーニングを実施すると、買い手が見つかりやすくなるなどのメリットがあります。
また、購入時にハウスクリーニングをすると、気持ちよく新生活を始められるでしょう。
とはいえ、ハウスクリーニングでどのような作業をするのか、費用の相場はいくらなのかと気になる方もいるでしょう。
この記事では、ハウスクリーニングを実施するメリットから作業内容、業者選びのコツまでご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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ハウスクリーニングをするメリット
ハウスクリーニングをするメリットとしては、以下のことが考えられます。
きれいな物件に住むことができる
中古マンションは、新築マンションとは違い、前居住者の生活の名残が見えることがあります。
これから購入した中古マンションに住み新生活を始めるなら、名残をなくし、真っさらな気持ちでスタートしたいと考える方もいるでしょう。
ハウスクリーニングを実施することで、新築同然の気持ちの良い住居を手に入れることができます。
買い手が見つかりやすくなる
中古マンションを売却したい人は、ハウスクリーニングを実施することで、買い手が見つかりやすくなることがあります。
清掃のプロである業者がハウスクリーニングすることで、新築同然の美しさまで、室内の状態を回復させられることもあります。
きれいな状態になると、内覧時に好印象を与えられ、早く買い手が見つかる可能性が高くなるでしょう。
買い手の値下げを断りやすくなる
中古マンションを売却する際の内覧時、買い手はさまざまなポイントに注目して値下げ交渉することがあります。
しかし、ハウスクリーニングを実施しておけば、買い手からの値下げ交渉を断りやすくなります。
実際に「キッチンにシミがある」「フローリングが薄汚れている」などを指摘し、値引きを頼まれることは多いです。
きれいな状態の部屋を見せることができれば、買い手も値下げ交渉のポイントを見つけずらくなるので、希望通りの価格で売却できる可能性が高くなります。
ハウスクリーニングの作業内容
ハウスクリーニングには、基本作業とオプション作業があります。
対象の場所と所要時間を見ていきましょう。
ハウスクリーニング対象になる場所
ハウスクリーニングの基本作業では、以下の場所を掃除します。
場所 | 掃除する箇所 |
---|---|
台所 | シンク、コンロ、戸棚、照明、壁、換気扇、グリル、蛇口、排水口 |
洗面所 | 洗面台、鏡、照明、蛇口、収納庫 |
浴室 | 浴槽、窓、壁、床、換気扇、シャワー、天井、排水口、照明 |
トイレ | 便器、天井、壁、床、照明、扉、換気扇 |
個室 | 床、壁 |
窓 | ガラス、網戸、サッシ、シャッター |
廊下・階段 | 手すり、床、照明 |
ベランダ・玄関 | 手すり、床、排水溝 |
エアコン | フィルター、外側カバー |
基本作業に加え、オプション作業を追加できます。
オプション作業では、主にエアコンの分解洗浄や玄関・ベランダの高圧洗浄、フローリングのワックスがけなどを依頼できます。
ハウスクリーニングにかかる時間
ハウスクリーニングにかかる時間は、部屋が広くなればなるほど長くなります。
目安として、ワンルームや1Kの部屋で6時間程度かかるのが一般的です。
また、オプション作業を依頼する場合は、その分さらに時間が長くなります。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、中古マンション探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
「なかなか物件が見つからない」「物件探しに疲れた」という方はぜひお気軽にご利用ください。
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ハウスクリーニングの費用相場
ハウスクリーニングの費用は業者によっても異なりますが、ある程度の相場は決まっています。
費用相場について
居住していない状態でハウスクリーニングを依頼する場合の費用相場は以下のとおりです。
なお、オプション作業は含めません。
間取り | 費用相場 |
---|---|
1R、1K | 2万円~3万円 |
1DK、2K | 2.5万円~4万円 |
2DK、1LDK | 3万円~5.5万円 |
DK、2LDK | 4万円~6.5万円 |
4DK、3LDK | 4.5万円~7万円 |
4LDK~ | 5万円~ |
部屋全体ではなく、キッチンやトイレなどスポットで清掃を依頼する場合は、掃除内容により1~2万円程度のクリーニング費用が請求されます。
空室時と住居時で費用が大きく変わる?
居住しているときにハウスクリーニングを依頼すると、家具や生活用品に洗剤などがかからないように養生してから清掃を実施します。
そのため、上記の費用相場よりも20%~40%ほど料金が高くなるので注意しましょう。
マンションと一戸建てで費用は異なる?
ほとんどの業者は、マンションも一戸建ても費用相場は同程度に設定していることが多いです。
ただし、広さやポーチの大きさなどによっては、追加で料金を請求されることがあります。
ハウスクリーニング費用を安く抑えるコツ
ハウスクリーニングの費用は、次の3つの方法で抑えられることがあります。
- 自分でできる箇所は自分で清掃をおこなう
- ハウスクリーニングの閑散期に依頼する
- 複数の業者に見積もりをとる
自分でできる箇所は自分で清掃をおこなう
ハウスクリーニングの料金は、部屋数や清掃箇所が増えるほど高く設定されていることが多いです。
そのため、自分で清掃できる箇所は業者に依頼せず、自分できれいにしましょう。
依頼箇所を減らせば、料金を安く抑えることもあります。
ハウスクリーニングの閑散期に依頼する
ハウスクリーニングの閑散期は、引っ越しシーズンが落ち着いた1月〜2月、9月〜10月です。
閑散期は予約が取りやすいことはもちろん、仕事を取るために格安のキャンペーンをおこなっている業者もあるので、費用を抑えることが可能です。
反対に、大掃除をおこなう12月や、新年度に向けて引っ越しが多くなる3月は、クリーニング業界は繁忙期となり割高な料金設定のことも珍しくありません。
少しでも費用を抑えるために、閑散期にハウスクリーニングを依頼することをおすすめします。
複数の業者に見積もりをとる
複数のハウスクリーニング業者から見積もりをとることで、割安な業者を見つけやすくなります。
最低でも3社程度から見積もりをとり、料金を比較してみることをおすすめします。
また、費用面だけなく作業内容も比較すべきです。
ただ安ければいいというものではないので、適切なハウスクリーニングをおこなえるかどうか、作業内容や過去の実績を見て判断しましょう。
ハウスクリーニング業者を選ぶポイント
ハウスクリーニングの業者は、次の3つのポイントに注目して選びましょう。
- 費用と作業内容を確認
- 口コミで信頼できるかを確認
- 「損害賠償保証」の有無を確認
費用と作業内容を確認
まずはホームページをチェックし、依頼した場合の費用が相場と比べて高すぎないか確認しましょう。
また、作業内容も詳しく記載されているかチェックしてください。
費用が安すぎる場合は、作業内容が乏しい可能性もあるので注意が必要です。
口コミで信頼できるかを確認
インターネットなどを使って業者の口コミを確認してみましょう。
過去のハウスクリーニングを依頼した人から満足のいく声が集まっていれば、安心して依頼できます。
少しでも気になる口コミがあれば、依頼前に業者に確認し疑問点を解消しておくべきです。
「損害賠償保証」の有無を確認
ハウスクリーニングを依頼した結果、「逆に汚れがひどくなった」「エアコンが故障した」などのトラブルが起きる可能性はゼロではありません。
そのため、ハウスクリーニング業者で「損害賠償保証」制度を実施しているのかも確認しておきましょう。
まとめ
ハウスクリーニングを業者に依頼すると、中古マンションを購入するときだけでなく売却するときも多大なメリットを得られます。
ご紹介したポイントを参考に信頼できる業者を選び、ハウスクリーニングを依頼してみてはいかがでしょうか。
ちゅうこマ!では数多くの中古マンションを取り扱っています。
中古マンションをお探しの方は、ぜひご活用ください。
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