中古マンションに床暖房を導入したい!メリットや費用をご紹介

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床暖房を導入することで、中古マンションでの暮らしやすさを高めることができます。

床暖房は部屋全体が温かくなるだけでなく、石油ヒーターなどと比べて安全性が高いことや空気が乾燥しにくいことなどがさまざまなメリットがあります。

この記事では、中古マンションに床暖房を導入する際に知っておきたいポイントを解説します。

ぜひ参考にして、快適な暮らしを手に入れてください。

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中古マンションに導入できる床暖房の種類

中古マンションに導入できる床暖房の種類としては、次の2つが挙げられます。

  • 電気ヒーター式
  • 温水式

それぞれの床暖房の種類の特徴やメリット、デメリットを見ていきましょう。

電気ヒーター式

電気ヒーター式は、床下に電気ヒーターを仕込むことで、床全体を温かくできるタイプです。

電気ヒーター式には、深夜に電気を蓄えておく「蓄熱式」や電熱線を張ったパネルを敷く「電熱線ヒーター式」などの種類があります。

電気ヒーター式のメリットは、施工費が安いことです。

電熱線に張られたパネル状のヒーターを敷くだけのタイプもあり、施工が楽で初期費用を抑えられます。

しかし、毎月の光熱費は温水式に比べて、高くなる傾向があります。

また、電気線の結合部分に熱が生じないため、部分的に冷たい場所が生じてしまいます。

温水式

温水式は、ガスや電気で水を温めて温水にし、フローリングの下に循環させることで部屋全体を温められるタイプです。

熱源が循環しているため、同じ場所に触れ続けていても熱くなりすぎないメリットがあります。

また、部分的に冷たくなることもなく、部屋全体が温かくなることも温水式のメリットです。

初期費用としては、電気ヒーター式と比べて構造が複雑なためやや高くなりがちです。

しかし、毎月の光熱費は温水式のほうが安い傾向があります。

中古マンションに床暖房を導入するメリット

中古マンションに床暖房を導入することで、次の4つのメリットを得られます。

  • 部屋全体を温められる
  • 火を使わないので安全性が高い
  • 乾燥を気にする必要がない

それぞれに関して詳しく解説します。

部屋全体を温められる

電気ヒーターやストーブでは、設置している場所の近くなど、特定の場所しか温まらないことがあります。

また、エアコンは部屋の空気全体を温めることができますが、ドアや窓の近くは温まりにくい点がデメリットです。

床暖房であれば部屋の隅々まで温められるので、室内のどの場所もほぼ同程度の快適さを保つことができます。

火を使わないので安全性が高い

床暖房は石油ストーブのように火を使う暖房器具ではないため、安全性が高いこともメリットです。

小さな子どもがいるご家庭も、床暖房なら安心して利用できます。

また、床暖房は二酸化炭素を排出しないので、火を使う暖房器具ほどにはこまめに換気しなくても良い点もメリットです。

床暖房は、快適かつ安心・安全に利用できる暖房器具といえます。

乾燥を気にする必要がない

床暖房はエアコンやヒーターと比べると、空気が乾燥しにくいメリットがあります。

空気が乾燥すると、喉の調子が悪くなったり風邪を引きやすくなったりします。

寒くてエアコンをつけたいが乾燥するのが嫌という悩みも、床暖房を導入すれば解決できるでしょう。

中古マンションに床暖房を導入する費用と期間
床暖房の導入費用は、フローリングをはがすかどうかによっても大きく異なります。

既存のフローリングはそのままで、床暖房のパネルを張り重ねる方式であれば、約5畳分で電気ヒーター式では30万~40万円程度、温水式は40万~60万円程度です。

一方、フローリングをはがして下にパネルを敷き詰める方式であれば、約5畳分で、電気ヒーター式は40万~60万円程度、温水式は50万~70万円程度かかります。

工事期間もフローリングをはがすかどうかによって異なるので注意が必要です。

張り重ねる場合は即日~2日ほどで完了しますが、フローリングの下に敷き詰める場合は3~4日ほどかかる傾向があります。

賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、中古マンション探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
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中古マンションに床暖房を導入する際の注意点

中古マンションで床暖房のリフォームをおこなうときは、次の3点に注意しましょう。

  • 管理規約と遮音規定を確認する
  • フローリング材・床材に配慮する
  • 業者によって値段が異なる

それぞれのポイントを詳しく解説します。

管理規約と遮音規定を確認する

中古マンションの管理規約によっては、床暖房を導入できないことがあります。

管理規約の内容を確認し、不明点があれば管理組合にも尋ねておきましょう。

また、遮音規定が設けられている場合もあります。

遮音規定が設けられているときは、床材の選択肢が限られるので、事前に確認しておきましょう。

なお、管理規約では禁じられていなくても、構造上、床暖房を導入できない中古マンションもあるので、リフォーム会社にも事前に確認してもらうことをおすすめします。

フローリング材・床材に配慮する

合板のフローリング材は熱に弱いため、床暖房に向かない可能性があります。

リフォーム会社に相談し、場合によってはフローリング材、床材の交換も検討しましょう。

交換する床材の選択肢としては、床暖房対応のフローリング材や熱に強いコルク材などが挙げられます。

業者によって値段が異なる

床暖房のリフォーム工事は、業者によって値段が大きく変わります。

そのため、いくつかの業者に見積もりを依頼し、費用に納得してから工事を依頼しましょう。

また、床暖房が故障したときやメンテナンスのことも考え、アフターサービスが充実している業者を選ぶことも大切です。

最終的には値段だけでなく信頼性なども考慮して、業者を決めましょう。

中古マンションのリフォーム費用について詳しくはこちらで紹介しています。

>>中古マンションのリフォームを予算内に収めるコツとは?費用や相場も解説

まとめ

中古マンションに床暖房を導入することで、快適性を高めることができます。

まずは管理規約を確認し、工事が可能であればリフォーム会社に相談して、導入を進めてみましょう。

ちゅうこマ!ではさまざまな中古マンションを多数取り扱っています。

ぜひ気になる条件で検索し、素敵なマイホームを見つけてください。

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