押し入れはリノベーション可能です。
内側のフローリングを張り替えたり、段を取ってクローゼットに作り替えたりできます。
中棚を活かして、作業台にリノベーションするアイデアもあります。
実際に押し入れをリノベーションする方法、どの程度の費用がかかるのかをこの記事で詳しく見ていきましょう。
費用を抑えるコツもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
押し入れはリノベーションできる?
押し入れのサイズは、間口が180センチメートル程度、奥行きが90センチメートル程度が一般的です。
近年では、間口が170センチメートル程度、奥行きが75センチメートル程度の押し入れもありますが、クローゼットの使い心地に慣れている方にとっては使いにくく感じるかもしれません。
押し入れに関して使いにくさを感じている場合は、リノベーションを検討してみましょう。
マンションに住んでいる場合も、押し入れは専有部分のため基本的にはリノベーションできます。
また、使いにくさを感じないときでも、押し入れの中棚の部分や床部分を張り替える必要があるときは、リノベーションを検討してみましょう。
リノベーションの仕方によっては、より清潔で使いやすい押し入れに変えることができます。
【目的別】押し入れのリノベーション方法や費用相場
押し入れは以下の方法でリノベーションできます。
- そのまま押し入れとして使用する
- クローゼットにする
- ウォークインクローゼットにする
- 作業台にする
それぞれのリノベーション方法と費用相場をご紹介します。
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そのまま押し入れとして使用する場合
客用布団などの大きな物を収納するなら、奥行きのある押し入れのままで残しておくほうが良いでしょう。
内部のフローリングや中棚の板などを張り替えることで、押し入れを美しく仕上げることができます。
リフォーム方法別の費用相場は以下のとおりです。
押し入れのままリフォームする方法 | 費用相場 |
---|---|
ふすまを取り外してカーテンに替える(DIY) | ~3万円 |
内側のフローリングを張り替える(業者に依頼) | 2万~3万円 |
内側にクロスを張る(業者に依頼) | 2万~5万円 |
中棚を取り除く(業者に依頼) | 1万~3万円 |
クローゼットにする場合
押し入れの中棚とふすまを取り除き、スライド式ドアを取り付けてクローゼットにリノベーションする場合は、業者に依頼すると8万~20万円ほどかかります。
なお、クローゼットの扉をスライド式にすると5万~6万円程度ですが、折れ戸タイプにすると5万~10万円ほどかかります。
内訳は以下のとおりです。
内訳 | 費用目安 |
---|---|
中棚の撤去 | 1万~3万円 |
壁と床の補強 | 1万~2万円 |
ハンガーパイプや棚の取り付け | 1万~2万円 |
クローゼットの扉 | 5万~10万円 |
撤去物の廃棄費用、諸費用 | 1~3万円 |
ウォークインクローゼットにする場合
収納力が高く、衣類などを1箇所にまとめて保管できるだけでなく、その場で衣装合わせもできるウォークインクローゼットにリノベーションする場合、費用目安は20万~50万円です。
収納スペースを元々の押し入れよりも増やすと、費用はより高額になります。
費用目安 | |
---|---|
元々の押し入れのスペースだけでリノベーションする | 20万円前後 |
収納スペースを拡張してリノベーションする | 30万~50万円 |
作業台にする場合
中棚を活かして、勉強机や書斎などの作業台にリノベーションする方法もあります。
中棚と床を張り替える、天袋とふすまを取り外す、本棚を取り付けるなどの作業で10万~20万円が目安です。
押し入れの前の畳をフローリングに張り替える費用も含めると、30万~50万円ほどかかります。
押し入れのリノベーション費用を抑えるポイント
ここでお伝えする2つのポイントを実践すると、押し入れのリノベーション費用を抑えられることがあります。
- 複数の業者から見積もりをとる
- DIYを検討する
同じ工事内容でも、依頼するリフォーム業者によって費用が異なります。
そのため、複数のリフォーム業者から見積もりをとり、納得できる料金を提示している業者を選ぶようにしましょう。
また、簡単な作業であれば自分でDIYするのもリノベーション費用を抑えるポイントです。
クロスの張り替え、カーテンレールを取り付けるなど、無理なくできそうなものはチャレンジしてみましょう。
押し入れを自分でDIYするときの注意点
押し入れをDIYするときは、次の4つのポイントに注意が必要です。
- 管理会社に連絡を入れる
- ご近所さんに挨拶をする
- 床の構造を確認する
- 結露防止対策をする
それぞれのポイントを解説します。
管理会社に連絡を入れる
DIYの内容にもよりますが、管理会社にDIYをする旨を伝えておきましょう。
たとえ簡単なDIYでも、押し入れの壁や床が傷つくかもしれないので、一言伝えておくと安心です。
また、押し入れのリノベーションに対して制限がある可能性もあるため、事前に連絡しておいたほうがトラブルを回避できます。
ご近所さんに挨拶をする
DIYにより、振動や騒音がご近所さんの部屋まで響く可能性があります。
特に押し入れの奥と隣接する住宅がある場合は、振動や騒音が大きく響くかもしれません。
ご近所さんに不快な思いをさせる前に、事前に挨拶をし、いつからいつまで工事をするのか詳しい情報を伝えておきましょう。
今後も同じ環境でお互いが気持ちよく生活するためにも、ご近所さんへの配慮が大切です。
床の構造を確認する
押し入れの床は、フローリングの部分とは構造が異なり不安定なことが多いです。
ウォークインクローゼットのように押し入れの入り口から大幅にリノベーションするときは、床の強度を高める必要があるでしょう。
結露防止対策をする
押し入れは、カビや結露が発生しやすく傷みやすい場所です。
そのため、DIYする際には断熱材を用いるなどの対策も検討しましょう。
また、DIY後も押し入れは閉め切らずに、こまめに扉を開けて換気することが大切です。
まとめ:押し入れをリノベーションすればより空間を活かせる
押し入れをリノベーションすれば、より空間を活かせることがあります。
ライフスタイルに合わせて、押し入れのままだけでなく、クローゼットやウォークインクローゼット、作業台などに作り替えてみてはいかがでしょうか。
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