中古マンションは、提示価格よりも割り引いた価格で購入可能です。値引き交渉をする際に押さえておきたいコツをご紹介するので、参考にしてください。
また、値引き可能な金額の相場や値引き交渉の手順、値引きされやすい状況、交渉を進めていくための極意も解説します。
少しでも価格を抑えて中古マンションを購入したい方は、ぜひご覧ください。
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目次
中古マンションは購入時に値引きできる!
中古マンションは購入する際に値引き交渉をおこなうことが可能です。
その理由としては、新築マンションとは異なり中古マンションには定価が存在しない点が挙げられます。
中古マンションは売り主が自由に価格を決められるので、交渉によっては最初に提示された価格よりも安く購入できるでしょう。
中古マンションの値引き交渉で失敗しないためのコツ
中古マンションは値引き交渉が可能ですが、必ずしも思うような価格で購入できる訳ではありません。
値引き交渉で失敗しないためのコツをご紹介するので、ぜひ覚えておきましょう。
周辺地域の相場価格を把握しておく
中古マンションに定価はありませんが、相場はあります。
交渉を成功させるためにも、周辺地域で同程度の築年数、間取りの相場価格を把握しておきましょう。
比較的買い手が少ない時期を狙う
一般的に中古マンションは1月と8月に取引数が減る傾向にあります。
買い手が少ないときには売れにくくなるので、値引き交渉しやすくなるでしょう。
物件の傷んでいる箇所を確認しておく
物件に何かしら傷みがある場合は、修繕費に該当する金額を引いてもらえる可能性があります。
内覧時に傷みがないかチェックしておきましょう。
売り主が納得できる理由を用意しておく
理由もなく「値引いて欲しい」と伝えるだけでは、売り主の気分を害する可能性があります。
「相場よりも割高」「傷みがある」などの売り主が納得できる理由を用意しておきましょう。
不動産会社経由で値引き交渉をおこなう
直接売り主に交渉するよりは、不動産会社に交渉を依頼するほうが良い結果につながります。
不動産会社に値引き交渉を任せましょう。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、中古マンション探しのご相談を24時間チャットで受け付けております。
「なかなか物件が見つからない」「物件探しに疲れた」という方はぜひお気軽にご利用ください。
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知っておくべき中古マンションの値引き金額の相場
値引き金額の相場は、10万円台の端数、もしくは販売価格の5%程度です。
例えば3,670万円であれば、10万円台の端数である70万円を値引いて3,600万円で購入できるかもしれません。
また、価格の5%を値引いた場合、3,486万5,000円で購入できる可能性もあります。
中古マンションの値引き交渉の手順と準備物
値引き交渉を前提として中古マンションを探す場合は、事前に準備をしておくことが求められます。
次の手順で値引き交渉に備えましょう。
信頼できる不動産会社を探す
値引き交渉を成功させるためには、不動産会社を通して交渉を進めていくことが必要です。
安心して交渉を任せるためにも、信頼できる不動産会社を選びましょう。
住宅ローン事前審査を済ませておく
値引き交渉が成功しても、住宅ローン審査に通らず、住宅を購入できないのでは意味がありません。
住宅ローンの事前審査を済ませた状態で値引き交渉をおこない、交渉成立時には購入手続きに進めるようにしておきましょう。
不動産購入申込書を提出する
不動産購入申込書とは、購入の意思を明確に表示するための書類です。
売り主に提示することで、購入の意思を示すことができるので、値引き交渉をする際にぜひ提出しましょう。
なお、不動産購入申込書は不動産会社がひな形を持っているので、必要事項を記入してください。
値引きしてくれる可能性が高い売り主の状況
売り主が次の状況に立っている場合は、値引き交渉に応じてくれる可能性が高くなります。
それぞれのケースに関して具体的に見ていきましょう。
売り主の引っ越しが近づいているケース
売り主が物件を売却して引っ越す場合には、値引き交渉に応じてくれる可能性が高まります。
買い手が少ない1月と8月同様に4月、9月の新生活を始める前は、狙い目かもしれません。
売却理由が売り主の離婚のケース
離婚によりマンションを売却する場合もあるでしょう。
その場合は、早めに処分したい気持ちが働き、値引き交渉に応じてくれる可能性が高くなることがあります。
売り出されている期間が長いケース
売り出されている期間が長いときは、売り主も「早く売りたい」と気持ちが急いている可能性があります。
値引き交渉に応じてくれる可能性も高くなるでしょう。
売り主が新しく住宅ローンを組んでいるケース
売り主が新しく住宅ローンを組んでいる場合も、早く売って資金調達したい気持ちが働くことがあります。
不動産会社を通して値引きを申し入れてみましょう。
売り主の退去時期まで極端に時間があるケース
まだ売り主が居住している状態で売却するケースもあります。
売り主の退去時期までに極端に時間がある場合は、購入者は購入しても長期間居住できないデメリットがあるため、値引き交渉に応じてくれる可能性が高まるでしょう。
物件の相続人が1~2人程度の少人数のケース
相続した物件を売却し、現金にして相続人で分けるケースもあります。
相続人が多いと全員の了承を得ることが難しく、値引き交渉も大変ですが、相続人が1~2人程度の場合は値引き交渉がしやすくなるでしょう。
値引き交渉で売り主の目線に立つことが大切!
値引き交渉をする際には、売り主の目線に立つことが大切です。
「値引いて欲しい」と気持ちを伝えることも大切ですが、売るかどうかの決定権は売り主にあるので、売り主の思いに寄り添うようにしましょう。
万が一、売り主が「売りたくない」と考えるなら、購入したい物件を買えなくなる可能性もあります。
売り主の目線に立ち、売り主が納得できる理由を提示して値引き交渉をすることが成功の極意でしょう。
まとめ
中古マンションは定価がないため、上手に交渉すれば値引きに成功することがあります。
売り主が「早く売りたい」と考えるタイミングを狙い、近隣物件の相場や物件の傷などの納得できる根拠を提示して値引き交渉を進めていきましょう。
ちゅうこマ!では幅広い物件を取り扱っております。ぜひ一度ご覧ください。
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